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最近クロワッサン食ってないな。
Posted by - 2025.06.17,Tue
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Posted by croissant - 2006.12.06,Wed
今日は帰りの電車で隣の人の足をかかとで思いっきり踏みつけてしまい、
降りるまで何ともいえない気まずい時間を過ごしました。


さて、こないだの映画鑑賞で、先月公開というこのアニメ映画の予告編を見た。


http://www.sonypictures.jp/movies/paprika/site/home.html


そして、本屋でこれの原作が積まれているのを見てレジへ…
かなりみーはーだな。

筒井康隆というと断筆をすぐ思い浮かべたが、これはその断筆に入る直前に書いたものらしい。
もう10年以上前だな。
連載はMarie Claireとかいう女性誌だったとのこと。

SFだし内容はアレなんだけど、なんかユングやらラカンやら…シニフィアン・シニフィエ?
ソシュールとか今では記憶の奥底に埋没してたなぁ…


これのテーマは『夢』。かなり大雑把に言うと、夢判断とかそういう内容。
割と小難しい話も多くて退屈な場面もあるけど、後半は物凄い勢いで展開して、
なかなかにスリリングかな。
おかげで朝の4時ぐらいまで一気読みしちゃったよ。


そして今日、こないだの映画鑑賞で影響を受けて(何の影響だ?)、池袋まで足を運びました。
ほんとみーはーだね。

一般的に、小説の映画化はあまりいい評価はされないもので、
私としても最初からあまり期待はしてなかった…ほんとか?
今日の目的は、映画館に行くという行為を満喫することと、
原作と映画の差異を検証することだ…なんか後ろ向きだなあ…

とはいえこれはちょっと…さすがに原作をたった今読み終えたような状態の私からすると、
差異が激しすぎた。
まるでライヴになったらCDと全然違うギターソロを弾く
イングヴェイ・マルムスティーンを見たような感じがした。
ちょっと言いすぎか…

まあ、ヴィジュアル面はかなり意識しているところがあって、
何の説明もなく始まって、設定や人格がかなり違っていても、
出てきたところで誰なのかすぐわかる感じだった。
…というか当たり前か。登場人物少ないし…

映画としてはよくできていて、まあ面白いんじゃないかな。
はっきり言って別物だねこれは。
最近の言葉で言うとリスペクト?とか言う感じの方がしっくりくる。
というところで思ったのは、やっぱり私は映画の楽しみ方を知らないんだな。
すべてが活字から出発してるっていう前提からどうも離れないようだ。
ストーリーやコンテキストというところはあまりクローズアップせずに、
映像や音楽などで見せるっていうのが映画なのかな…
多分、コレに限ってはそうだと思う。
その点ではかなりすごいことになってる。

これを見る予定がある人はあらかじめ原作を読んではダメだね。
見た後に読むのがいいはず。

…やっぱり言おう。
実はかなりがっかりした…
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Comments
無題
小説は万人の頭の中でそれぞれ絵にするけど、映像は出来ちゃった物を見るわけだからねぇ

小説>映像で納得行くものってほとんど無いんじゃない?

俺はDVDが出たらレンタルで見るかなw
Posted by はる - 2006.12.07,Thu 11:40:59 / Edit
無題
小説>映像で納得

銀河鉄道の夜いいぉ;;w
Posted by ミナ - 2006.12.07,Thu 11:54:28 / Edit
無題
いやまったくそのとおりですね。
特にコレの場合は、実写による映画化は多分不可能な内容だし、
400ページほどある原作を90分に収めるという制約もある。

それを考慮したら、これはキャラクターとかは
かなりの正確さを実現しているのではないかと。

要するに、映画先にみればよかったなあ、
てことになるな…

改めて活字の威力を実感しました。


…次は何みようかなあ
Posted by e - 2006.12.07,Thu 12:21:51 / Edit
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