忍者ブログ
最近クロワッサン食ってないな。
Posted by - 2025.06.16,Mon
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by croissant - 2007.04.03,Tue
この本を読むのは確か3回目だったと思う。
初めてドストエフスキーを手にしたのは10年以上前だな…
最初は例によって、「罪と罰」を読んで以来もう虜になっている感じ。
この度新訳が出ていたので、改めて読み始めたというところ。
まだ全部出てないが。
この訳はかなりいいんじゃないかな。ロシア語原典は読めないので知らないが、
かなり自然な日本語になってるね。

学生の頃よく、ドストエフスキーを周囲の人間に薦めまくっていたが、
大抵はなにか重厚な感じがして馴染めないらしい。
また、特にロシアという国が、ギリシア正教・ロシア語・広大な領土等、
我々からすると想像しにくい要素が多くて、そういうものが文章中にあらわれると
何か異質なものを感じるのも馴染めなかった要因かもしれない。

そして奇妙な人物描写。こんなやついるわけねー、と言いたくなりそうな
登場人物の数々。ほとんど全員がそのような感じを持っているな…
「事実は小説より奇なり」とは誰が言ったんだっけ…まあそんな感じもするが、
この小説に限ってはきわめてリアリズムで、事実に近い書き方をしている
から、その言葉が当てはまらないようでもあり、当てはまるようでもあり…
不思議な感じがする。

この「カラマーゾフの兄弟」は続編が計画されていて、ついに出ることなく
著者がこの世を去ったという話があるけど、これの続編に挑戦するような猛者は
いないんだろうな…

奥深いところでは一生かかっても理解できないんだろうな…という疑念やら確信
やらを持たされはするけど、やはりこれ以上のものはちょっと想像できないな。
著者がとんでもない奴だったからよかったものの…
PR
Comments
無題
最近エルミタージュが日本に来てからややロシアばやりもましたね
ロシアのあの重厚さ好きですよw
罪と罰、やはりわたしも10年程前に手にしたけど難解だった・・・
なんというか救われない感じが苦手で難解のまま終わらせたなぁ
今呼んだらきっとまた違うんだろうなぁ。
Posted by ミナ - 2007.04.04,Wed 20:43:02 / Edit
無題
これに限った話ではないが、若いときに読んだ本を今読むとかなり印象が違うということがあるね。
特にこういう難解な作家はそういうことが多いらしく、いろんな人から同様の話は聞いているよ。

ロシアならやはりトルストイなんかの方が一般受けがいいのかな…
Posted by e - 2007.04.05,Thu 12:11:43 / Edit
Post a Comment
Name :
Comments :
Pass :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
TrackBack URL
TrackBacks
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新記事
フリーエリア
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]