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最近クロワッサン食ってないな。
Posted by - 2025.06.15,Sun
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Posted by croissant - 2008.12.05,Fri
残念ながら秋を感じる暇もなかった。

読書の秋…っていうほど読書してないが、印象に残ってるやつを。
銀河英雄伝説外伝 (1) (創元SF文庫 (SFた1-11)) 銀河英雄伝説外伝 (1) (創元SF文庫 (SFた1-11))
田中 芳樹

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とうとう本編の再版が終了して、外伝へ。
再版から読み出した私だが、すっかりハマってしまい…
DVDも全部見てしまったw
外伝は帝国側というかラインハルトの過去が多くて楽しい。
人物としてはヤンのほうが好きだけど、雰囲気はやっぱ帝国だな。
「卿は…」とかいう物言いがかっこいい。

容疑者Xの献身 (文春文庫) 容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾

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映画化で何かと話題のコレ。 直木賞だったか?
単行本出たときのちょっと読みたいと思ったのを我慢して、文庫化を待つことにしてた。
当時は本格論争なんかもあってかなり話題だったからね。
まあそれはさておき、コレは冒頭でいきなり殺人が行われるので、
刑事コロンボ・古畑任三郎タイプなのかな、とか思っていたが…
さすがにうまいこと書いてるなあ。ていうかズルい感じが…
ここまでやる男はいないだろうな。逆にこの人の書く女はやたら普通っぽ。
最後に思ったのは、信頼=愛なのだろうか…
私は違うと思う。

最悪 (講談社文庫) 最悪 (講談社文庫)
奥田 英朗

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何はともあれこのタイトルのネーミングセンスに脱帽。
こんなインパクトあるのはそうそうないね。
3人の人物を主人公にした話が順番に語られていき、
最後にその3人が事件を起こす・巻き込まれるという形で集結するというお話。
バラバラのときはそうでもないが、終盤話が交錯するところはかなり読ませる。
600ページ超だけど一気に読める内容だった。
エンターテインメント性が高い話だけど、鉄工所のおっさんが
「君にはわからんよ」とか言ってたのがなぜかグサリときた。
実際世の中ってこんなもんなんかねえ。
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Posted by croissant - 2008.01.03,Thu
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年末年始は忙しいって人も多いかもしれないが、少なくとも私はヒマだ。
というわけで今年最初の本にこんなのを選んでみた。

これは文庫本の巻末によくある宣伝文句に惹かれて購入した。
アンドレ・ブルトンとかシュルレアリスムとか書いてあったし…
L'or du temps - 時の黄金なんて表紙に書いてあって、なかなか興味をそそるね。

内容は、ちょうどブルトンとかの時代に不思議な詩人がいたという設定で、
その詩人が書いた詩が麻薬的な効果を発揮するというなかなかスリリングなストーリー。
舞台が現代 - 過去 - 現代 - 未来 - 現代という感じで展開していくのはちょっと唐突な
ところもあるが…イメージ的には、よく「世にも奇妙な物語」とかでやってたようなお話
かなあ…

1984年あたりに出たものらしいので、そういう点ではかなり先進的というか、
今でもまったく色褪せない内容だと思うね。
Posted by croissant - 2007.12.08,Sat
ウルトラ・ダラー (新潮文庫 て 1-5) ウルトラ・ダラー (新潮文庫 て 1-5)
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ちなみにウルトラ・ダラーっていうのは、北朝鮮が作った超精巧な偽ドル札のこと。
買おう買おうと思っていたらちょうど文庫化されてたので早速読んでみた。
さすが、裏の事情に通じていて頭のいい人の書いた本という感じだなあ。

前半はどうも要領を得ない部分が多いかな。伏線張りまくりではあるが…
しかしかなりリアリティのある内容で面白い。
というか全体的にかなりリアリティのある話ではある。
実際東南アジアなんかでは偽ドル蔓延とかよく聞く話だし。

しかし後半に向かって徐々に失速気味のような…
このところよく目にする「超展開」って言葉で表現したらいいかな…
なんだかわけがわからないうちに終わった感じが。
締め切りに追われたような終わり方っていうか、いきなり終わった。
長さの割に、登場人物がちょっと多すぎた気もするな。


まあ、要職にある人間は特に、ハニートラップには気をつけなさいってことかな。
Posted by croissant - 2007.10.18,Thu
安達祐実は全く関係ない。

これは19世紀末の物語なんだが、いわゆる世界名作劇場的なもの。
人物構成も「主人公+犬」の王道をいくアレである。
アニメ化も数回行われているが、10年ほど前にやってた「家なき子レミ」は、
名作劇場の打ち切りに止めを刺したらしい…
まあ、主人公の性別が女に変えられてたり、後半の流れが原作超無視だったりと、
正直微妙な内容だったが…

フランダースの犬をイリアス的とするなら、本作は言うまでもなくオデュッセイア的で、
旅芸人として諸国(といってもほとんどフランス内)を旅するというのが大体の流れ。
母を訪ねて三千里のライバル的存在という感じだなあ。
悲惨さの度合いはこっちの方が上だ。主人公が不幸を呼ぶ男のような気もするが…
こういう話を読むと、ホスピタリティって今の時代にはなかなか味わえなんじゃないか、
と思っちゃうね。

ところで、名作劇場が今年あたりから復活して、
いまやってるのがなんと「レ・ミゼラブル」なんだと。

なんとなく思ったのは

・ノートルダム・ド・パリはだめだがレ・ミゼラブルはOK
・モンテ・クリストはだめだが三銃士はOK
・ポワロはだめだがホームズはOK

特に意味はないが。
Posted by croissant - 2007.10.07,Sun
このところ小難しいものばかり読んでいたせいか、
かるーいやつが欲しくなったので…
本屋で売れ筋系のやつを2冊ほど試してみた。

「適当教典」 高田純次

これは、はっきり言ってバカバカしい。
まあ気晴らしにはちょうどいい内容だ。
というか内容が全くないに等しいw
この人は現代の道化師みたいな感じだな。
しかし適当っていいねえ。


「クリスタル殺人事件」 吉村達也

なんかマスコミ関係から出てきた有名作家だそう。
ミステリ系を中心に本書きまくってるみたい。
短編ミステリていうのは、まとめるのにオチをつけるのが
常套手段なんだろうかね。
著者は長編メインで書いてるらしいので、
そのうち読んでみようかな、と思うぐらいの内容だった。


あんま関係ないけど、
火曜サスペンスってまだやってるのかなあ…
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